こんにちは!
オーダーのれんブログ担当の橋本です。
今年は晴れの日が多くて暑いらしく、
私は早くも冷房に頼っております。
部屋で冷房を付けてしまうと、
熱い日差しを避けるために外へ出たくなくなりますね。
冷房も無い昔は
一体どうやって日差しをやり過ごしていたのでしょう?
そう思い調べてみますと、
昔お店には日差しを遮(さえぎ)るための
「日をよけるのれん」が製作されていたそうです!
「日をよけるのれん」が製作されていたそうです!
写真のようなのれんは見たことありませんか?
江戸期以降から現在にかけては、
屋号を染め抜いた商業用として多く使用されています。
このようなのれんは日よけ幕(ひよけまく)と言って、
呉服の反物やお米など
日差しによって商品が劣化するのを防いでいたそうです。
江戸っ子の間では、
強い風が吹くたびピンと張った日よけ幕が
「パンッ」と太鼓を叩いたようによく鳴ることから
「太鼓暖簾(たいこのれん)」とも呼ばれていたらしいですよ。
風の強い日は日よけ幕のあるお店に行って音を確かめてみたいですね!
次週は「楽屋のれん」とは何かを調査します。
来週もお楽しみに!