街中で目にするのれん、
そんなのれんの由来、、、皆さんは調べたことありますでしょうか?
今回は意外と知らないのれんの由来について書いていきたいと思います。
漢字から学ぶのれんの意味
のれんは漢字で「暖簾」=暖かい簾(すだれ)と書きます。
読み方は、本来「のんれん」が、変化して「のうれん」となり、
現在使われる「のれん」となりました。
文字の通り、古く暖簾は、簾として用いられ、
風やほこりをさえぎり、暖気を逃さないようにする冬用のものだったのです!
現在は、部屋の仕切りや装飾に用いる布という意味です。
店先で使用されるのれん
鎌倉~室町時代にかけてからは、
商標や店名が見えるのれんが看板として実用な意味を持ち、一般化していきました。
当時は文字が読めない人が多かったので、
のれんは一見してお店と分かってもらうための工夫でもあったんですね!
バンテックでもよく「お店のマークを入れたい!」というご依頼を頂いております!
お店の雰囲気が一目で分かるのれんは、
昔から宣伝効果を発揮する存在として、今でも支持を受けていると実感します。
また、現在ではお店の営業の目印となり、
閉店したらのれんをしまうというのが一般的です。
現在のように、宣伝の意味を持つ店舗のれんなども多いですが、
昔ながらの使用法としての「暖簾(のれん)」もまだまだ有効です。
これからますます寒さが厳しくなりますので、
突っ張り棒などを使用して、意外と手軽に設置可能なのれんを活用し、
お家でのちょっとした暖房術として準備してみるのも良いと思います!